私がタロット占いを始めたのは高校1年生の時。高校は池袋近くの都立高校。私の占いが当たると評判になって、見ず知らずの他校の人に友人づてて占い頼まれて、池袋のマックで占いやったりしてました。
そして、短大を出た時に、これも友人づてて、占いが凄く当たる子かいると、芸能事務所みたいなところに紹介されて、まずは外苑前のBarで毎週末占いをするようになりました。
だけど、占い師として芸能活動するのにはとても抵抗があり、というか父親も母親も恥ずかしい思いをするかも知れないと思い、そのお話はお断りしました。
でも、外苑前での占いを続けていくうちに、当店でもやってくれないか、という依頼がくるようになり、渋谷のclubや、南青山のBarとかで定期的にやったり、六本木でイベント開催の時に余興で呼ばれたりしていました。
試しに、自分で表参道の夜に出店してみました。そしたら、2回目の時に他の占い師が来て「誰の許可も貰って、ここで占いをしているんだ」と言われました。表参道の占い師は、表参道の商工会であるシャンデリゼ会というものがあり、そこに申請して、距離を保って、占い師がきちんと配置されている。ということを聞きました。へーそんな仕組みがあったんだ!と、シャンデリゼ会は冬の表参道のイルミネーションをやったりする会で、権力もあるらしいです。私は申請するなんて面倒なことは嫌だから、それまで通り希望がある所に呼ばれたら行く、というスタイルで、今までにトータル1000人以上は占ってきました。
自分でも不思議なんだけど、見える時と見えない時があるんだよね。見える時とかは、「今の彼との今後を占って下さい」と来た女の子に、どう見てもカードが不思議なことを言っている。見た目は真面目そうな女の子だったんだけど、占い師だからカードを信じて「あなた、その彼以外に、もう一人付き合ってる人いるでしょう。今言った彼を選んだ方が良いよ」と言ったら、その通り、彼女は二股かけてました。「ありがとうございました。今回占って貰った彼だけにしようと思います」と言って帰って行ったけど、なんで彼女が二股かけてたのが分かったのかと言うと、カードがそう言ってたから。私はそれを日本語訳したのみ。他にも色々、本人が口にしていることと、カードが言っていることが違い、やっぱりカードの言っていることが本心だった、なんてことはザラにある。赤の他人の内心や環境、私が知ってる分けがない。タロットカードって凄い力持ってるんだよ。
勿論、見えない時も多くある。カードの言ってることが支離滅裂。全然カードにストーリーが出来ていない。そうゆう時は、いつも私はハッキリと「すみません、カードが読めません。私とあなたの相性が悪いのかタイミングが悪いのかも知れません。お金はいりません。すみませんでした。」と正直に言ってたよ。
でも、占うのは凄く力がいるから疲れる。昔、六本木のイベントに呼ばれて20人位並ばれて占った時は、最後は立ち眩みがしてクラクラしてた。だから、もう今は友人から頼まれてもお断りしている。
でも、また無職になったから、何処かの占いの館にでも就職しようかな。疲れるけど、それはどんな仕事でも同じだもんね。
なーんて、バカな事ばかり考えている、今、無職で絶賛就活中な器用貧乏な私です。因みに
・日商簿記2級を持っていて、給与計算までできます。
・WEBプログラミングなんかも出来ます。
・保育士資格も持っています。
もう、自分が何したいのか、全然分からない。持ってる株、全部100倍にならないかな。そしたら、お母さん連れてドバイで暮らすんだ。
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