私が何故、今、投資に目覚めたか

小さい頃、と言っても中高生の頃だったと思うんだけど、ある戦争系のマンガを見たんですよね。
その時に、「お国の為になる仕事だ」と言われて、私もお国の為に成りたい、と喜々として現地に赴いた女性達がいたんですよね。
そのお国の為の仕事って、日本兵相手に対する売春だったんですよね。要は、騙されて連れて来られたんですよね。
で、その中のある女性にフォーカスした短いシーンがあって、従軍慰安婦なんだけど、毎回その毎に日本札を渡されるんですよね。
その女性は心の強い人で、屈辱に長い間グッとこらえ続けてお金を貯めていったんですよね。で、終戦を向かえて、日本に帰国するんです。
瓦礫だらけの店先で、お腹が空いたから、現金を見せて「これ頂戴」って言うと、その露店のおばちゃんは、「そんなもん、ただの紙屑だよ。何処に行ってもなにも買えないよ!」って言うんです。
その女性は、その場で四つん這いになり、紙幣を沢山握りしめて「今まで、何のために!」と嗚咽していたのです。

凄い昔すぎる話だけど、あのシーンだけは忘れられないマンガだった。何のマンガだったんだろう?
でも、私の中では凄くインパクトがあって、心に残り続けているマンガです。
なんとなくね、あのマンガで見たシーンと同じような時代がくるんじゃないかな、っていう不安が私の中で最近フツフツと沸いてきて、経済学なんて全然分からないけど、勉強始めました。
OL時代、現金を頑張って貯金してるより、さっさと毎月金地金に変えておけば良かったなぁ。それなら、株式のこと知らなくても投資というものができたのにな。
「純金積み立てちょくちょく」「プラチナ積み立てちょくちょく」なんて、私には全然関係ない世界だと思ってたけど、もっと早く投資というものについて知っていたらなぁ~。と思う私です。

今、政府は子供にお金についての教育をしようとしていますが、大賛成です!今になっても、私、「金利ってなに?」な勢い。利息なのは分かってるけど、それが経済にどう影響するの?とかは全然わからんちん。

ただ、このまま政府がお金を刷り続けると、昔見た女の人と同じ状況になるのだけは分かる。なんか、漠然とした不安を持っている私でありんす。

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