今の所はレベルⅠなんだけどね
昨日、えっちらほっちら、会社を休んで虎ノ門病院へ行ってきました。
3年前に母がここで子宮癌で手術して、定期的に転移はないかを検査してきていました。
この度、乳頭部に転移があるように見えるということで、前に母の細胞を少し取って、その検査結果を聞きに行きました。
結果、残念なことに悪性でした。でも、毎年検査していただけあって、ありがたい事に初期で発見出来て、レベルⅠの癌。
やったー!じゃぁ、乳取ればいいじゃん!お母さん、もう乳必要ないでしょ!?
なんて思って、先生の言うことに耳を傾けていたら、もしもこれが乳だけじゃなく、骨に転移していたら手術不可能です。
と、言われてしまった。手術出来ない=死んでください。
である。
はっきり言えばね。
先生は勿論、そんな言葉は出さなかったけどね。
流石、大病院の虎ノ門病院。12/26に、地下2階にある検査室で放射線ぶちまけまくって、母の体の検査をするらしい。全身麻酔をして、静脈から放射線を体内に入れて骨に転移しているか検査をするそう。
マジ、医術の進歩にビックリした。全身麻酔だから3時間掛かるそう。
手術するのではなく、検査の為に全身麻酔して3時間。しかも地下2階。妊婦や子供は入るな、とのこと。放射線の量が凄い事になっているらしい。ってか、そこで勤務している人、大丈夫か?でも、体に長期間残る放射線じゃないから、検査後、沢山の水分を取っておしっこして下さい。とのこと。おしっこで、放射線が体内から流れ出るんだって。そうなの?放射線っておしっこで出てくるの?と、先生の話を聞きながらへーへーへー。
でも、昨日検査結果を聞きに母について行って良かった。もう、お祖母ちゃんだからさ、流れが良く飲み込めていなんだよね。昨日に出来る検査は4か所回らないといけなかったんだけど、もう、アタフタ、アタフタ。私が「お母さん、次は3階だよ!」「はい、次は5階!」「はい、次は4階!」など、尻を叩いて病院内を引っ張り回した。多分、自分一人じゃ出来なかっただろうなー。院内の人に手助けしてもらう感じだったと思う。悪性の癌って、半端なく大変だ~。
とにかく、12/26、骨にまで転移していないことを祈るばかり。
骨に転移していなければ、乳を採ればいいからね。
でも、胃も痛いと言う母。胃にも転移?でも、乳腺外科では胃を扱っていないから、また別の話になる。12/26は、あくまで骨の検査で、胃に癌があるかは分からないそう。胃は胃で改めて検査。
私も、2年位前に子宮と卵巣の全摘手術を受けて、幸いにも良性の癌だったから良かったけど、それは手術して採取した細胞を検査しないと、良性か悪性か分からない、と言われていたから、ヒヤヒヤだったもんな~。しかも、術後の痛み、半端なかったし。隣に寝ていた同じ手術したオバサン、出産より痛いって言ってたもんな~。
やっぱ体から何かを剥ぎ取るのって、痛いに決まってるよね。
お母さん、昨日から、もう病院通いや検査に疲れて、「私、もう死ぬからいいの。ほっといて!」みたくなってるし。分かるよ、私。何回も自分の体を切り刻まれたら、そりゃ、もう死なせて!って思うよね。きっと私もそう思うと思う。
でもね、お母さん、私はもっともっとずっと、お母さんに側に居て欲しい。
愚痴や泣き言ならいくらでも聞くから、頑張ろうね。
と、思いつつ、母には「12/26ダメだったら、死ねってことだよね~ハハハハハ!」と言い、母は「こんな時に何を言っているの!」と怒らせて、それをまた「ハハハハハ!」と、笑いに変えるように頑張っています。これからも、母の辛さを笑いに変えていく所存です!
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