田舎3

主に山菜採り

この日は隣のおばあちゃんに誘われて、山菜採りに行きました。田舎育ちの母からは、今の時期はまだ早いから何も採れないよ。と言われていたんだけど、そんなことなかった。
田舎の人は皆それぞれのシークレットポイント持ってて、村人同志でも「これ、どこで採ったん?」と聞かれても、「ん、山!」と言って教えないそう。
あと、よそ者が村の山に入っちゃいけないんだよ。私も数年前に一人で山に入ってたら、偶然村人に遭遇して「お前、どこんもんだい!」と怒られたけど「(屋号)の孫です。」と言ったら「おおーそうけぇ、そういや、お前、母ちゃんにそっくりだがな~」と笑ってました。山の入口のにも看板立ってて、村人以外立ち入り禁止みたいのがあるよ。
今日はそんな中、となりのおばあちゃんのシークレットポイントに連れて行って貰えることになりました。ウキウキ。
隣のおじいちゃん、顔、本当にカッコイイんだよ。芸能人みたいに整ったハンサムなおじいちゃん。

と、おばあちゃん。

木の芽

こごみ

あさづき

お母さんは、何もない、って言ってたけど、全然あるある。高級なタラの芽は見つけられなかったけど、朝におばあちゃんが採ったというのを分けて貰いました。
木の芽は湯でてお醤油を少しかけて食べたら、ほろ苦いにに甘味もある、素敵な山の味でした。
あさづきは、実家に持って帰って、上の部分食べて根っこの方は庭に植えてみるんだー。

帰りの途中でおばあちゃん、いきなり人ん家の階段に座りだした。そして、その家の人を呼び出した。
その家の人、何も不思議そうに思わず、私に「コーヒーは砂糖要る?」と。私は、「いえいえ、直ぐに帰るので、いいです、いいです、」と何回も繰り返したんだけど、そこの家のおばあちゃんに「田舎じゃ、こうゆう付き合いするもんだ」って言われて、驚いたけど、腰を据えてブラックコーヒーを頂くことに。30分位、田舎での世間話を、私も楽しく参加しておしゃべりしました。面白かった!

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